暗号化と電子署名アプリの解説

Windows Crypto API による暗号化と電子署名の方法

Windowsの新しい暗号化API(Cryptography Next Genaration(CNG) API)の解説をしています。こちらです。
(Java暗号化拡張機能(JCE)による暗号化は、こちらです)

 このページでは、WindowsにバンドルされたCryptoAPIを使って暗号化・復号する方法や電子証明と検証の方法を解説します。  このページでは、WindowsにバンドルされたCrypto APIを使って、データを暗号化・復号する方法や電子署名の方法を解説します。

 解説では、暗号化の手法にとどまらず、電子証明書やそれを使った電子署名の方法さらにはデータ形式も解説します。電子署名を利用しますと、データの改ざん(「改竄」と書いて「かいざん」と読みます)を検知できるようになります。変更されたくないデータを記録しておくためには有効な手段のひとつです。

 CryptoAPI は、PKI(公開鍵暗号基盤)で利用するための関数郡ですが、簡単な暗号化やハッシュ値の計算などに利用することができます。解説では、関数の使い方を中心に行いますが、PKIがわからなければ関数の使い方を理解できないものもあります。そのため、必要に応じてPKIの解説も行っています。
なお、本ページで対象にする環境は、こちらです。

C#対応について:
本解説では、.NET Framework(マネージコード)による暗号化や電子署名の手法を解説していませんでした。
.NET Frameworkでは、より簡単に利用できるようになっています。それらは、名前空間「System.Security」に用意されています。これらの解説は、C# XML文書への署名をご参照ください。

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目次 − Index −

総目次は、こちらです。
Java 暗号化拡張機能(JCE)による暗号化解説と、総目次はこちらです。
  1. 簡単な暗号化
  2. (共通鍵による暗号化を説明します)

    簡単なアプリケーションをソースコードと共に公開しました。
    暗号化したデータを掲載しましたので、他のコンピュータで暗号化したデータの復号試験をしてください。

    CSP(Cryptography Service Provider)の説明を追加
    鍵の生成について を追加
  3. 電子証明書による暗号化
  4. (公開鍵による暗号化を説明します)

  5. 電子署名の実装
  6. (電子署名の実装方法を説明します)

  7. 電子証明書、暗号化データ、署名データのデータ形式
  8. (データ形式の規定を説明します)

  9. 電子証明書、暗号化データ、署名データと CryptoAPI
  10. (それぞれのデータをCryptoAPIで扱う方法)

  11. 電子署名の概要
  12. 補足.
  13. Crypto API を使う上での共通の認識などを説明します。

    1. CSPについて
    2.  
    3. データの大きさがわからないとき
    4.  
    5. バイナリーデータを簡単に表示させる方法
    6.  
    7. Windows98などで電子証明書選択ダイアログを使う。
    8. (無償で利用できるDLLを公開しています。)
  14. C#による簡単な暗号化
  15. C#(.NET Framework)で簡単な暗号化の手順を説明します。


(記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。)

株)トラスト・ソフトウェア・システム
PDF文書に電子署名するツール(ライブラリ)PDF Tools
PDFからPDF/A変換も可能
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目次
1. 簡単な暗号化
2. 電子証明書による暗号化
3. 電子署名の実装
4. 電子証明書、暗号化データ、署名データのデータ形式
5. 電子証明書、暗号化データ、署名データと CryptoAPI
6. 電子署名の概要
7. 補足
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